余った名刺の裏に描いた絵です。
写真とは違った趣があるでしょ。

OhsamaKinkin画伯




カタクリ。春を感じる花です。
シクラメンに似ているかな。



西破風山から見た甲武信岳。4月末の連休だった。

甲武信小屋前は深い雪。そこにテントを張った。
破風山の岩々の登りで振り返る。
そこから甲武信の小屋は、実際に見えたのかなぁ。でも描いてしまった。

絵は家に帰ってから、思い出し出し描く。だから嘘もあるのだ。

奥秩父縦走路は、なかなか趣がある。雲取山から金峰山まで長い。
何回かに区切って歩いた。しかし雁峠から雁坂峠の間はまだ空白。



会津駒からの眺め。5月初旬。
この山から人工物は見えない。見えるとすればダム湖の水だけだ。

遠くに男体山、日光白根、上州武尊。手前に燧ヶ岳、至仏山。
5月の明るく長い1日。白くなだらかな尾根。春山の煌めきは暖かい。

この白い尾根を大津岐峠まで歩きキリンテに降りた。



神宮外苑。
冬は、いつもラグビー観戦だった。



残雪の月山、6月初旬。

山頂付近は雪が大分消えている。
帰りの滑りでガスられ、しばらくうろついた。
シーズン終わりのスキーはいつも心残り。



12月の犬越路。

神の川ヒュッテから登る。
古いが、きれいに保たれた避難小屋。
尾根を越える雲が幻想的だった。



安比高原スキー場。
リフトから見つけた兎の足跡。




荒船山、艫岩。3月。

岩の上だから展望抜群。蓼科山の裾野がとても長い。
その向こうに美ヶ原、北アルプス。
右に目線を振ると、神津牧場の上に浅間山。

荒船山はいい山だ。
雪をおいた真っ平らな山頂の雪原は、以外に積雪がある。
艫岩の端っこに立って、腰に手を当て眺め入る。見飽きない。



5月半ばの焼石連峰・駒ヶ岳。

夏油温泉から小尾根をいくつか越える。
雪解け水が顔を出した、そこに小さく真っ白な水芭蕉。
木々の新芽も出ている。
焼石連峰は地形が複雑で怖いが、美しさも一級品。



冬、乗鞍岳。

12月から4月まで何度も山スキーで出かけた。
私の好きな山。でも雪の山頂に立てたのは3回だけ。
優しい山だが、荒れると地獄だ。



7月の針ノ木雪渓。

扇沢から針ノ木岳を経て、スバリ岳、種池、柏原新道を下る。
足下に黒部ダム、目の前に立山、剣が常に見える感動的な縦走路だ。
針ノ木岳の天辺は、北アルプスのど真ん中、とても良い展望台だ。



2月の瑞牆山。

雪が落ちた針葉樹では、季節感がでない。



12月の赤城山、大沼。

冬枯れの関東平野から登ってゆくと、雪山に大変身する。
雪深い黒檜山頂から目の前に袈裟丸、日光の山々。
鹿の鳴き声。



大峰山の山上湖。

10月、上牧から歩いて、大峰山から吾妻耶山を経て、水上に降りた。
この絵は、どう見ても手抜きだ。
でもあのときの山行を振り返ると、何ともいえない懐かしさ。
人一人会わず。



12月の谷川岳。

西黒尾根を登り、天神尾根の下り。
ロープウェイの時間にせかされて急ぎ足。
振り返ると尾根が夕日に照らされ金色に光っていた。



4月はじめ、残雪の戦場ヶ原。

光徳牧場をうろうろして唐松林で泊まる。
頭上に男体山。



1月、唐松尾山。

笠取山からの下りで、見上げる。
冬の奥秩父縦走路は、唐松が美しい。
唐松尾山は夏に登ったが、樹林に囲まれ変哲もない山だった。



夏、奥多摩・氷川キャンプ場。



9月、鳳凰、薬師岳。

夜叉神峠から南御室小屋を経て広河原峠へ。
白い砂が印象的なきれいな山だ。



1月の霧ヶ峰から。

強清水から鷲が嶺、八島湿原、車山と山スキーでウロウロ。
広い霧ヶ峰を独り占めだった。



2月の八島湿原を見下ろす。

諏訪で「真澄」のあらばしりを買って、霧ヶ峰に登った。
今まで呑んだ酒では最高だった。
しかし酵母が変わって、今は全然別の酒になってしまった。
銘柄を当てられる唯一の酒なのだが、今は別物になってしまった。



1月の蓼科山。

登山口からすぐの笹原と唐松林が美しい。



練習で描いたもの。
花巻の山々の雰囲気。
なめとこ山かな。ブナが綺麗そうな東北の里山。




3月の毛無山。

朝霧高原と麓(地名)を見下ろす。
霧の向こうは富士山。
登った2日後、地下鉄サリン事件が起こった。
ここは上九一色村のそばだったのだ。



10月の前穂北尾根。

紅葉はすばらしかったが、人も多かった。
北尾根を登ったのは、それから12年後。



一月の滝子山。

低山では一番好きな山だ。10回以上は登っている。
1600mもあるから登りでもある。
山頂に泊まったときは、関東平野と甲府盆地の夜景が美しかった。

五百円札の絵の一番手前の山。

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