大河原峠から雨池峠へ(1999年2月20日)
メンバー 王様

 今シーズンの山スキーも終わってしまった。スキーを丁寧に仕舞いつつ、来し方を振り返ってみてみよう。
 山スキーは、4年ぶりである。今シーズン山スキーを購入。
 靴ダイナフィットライト3(¥29800)、板トラブアルパイン十ジルブレッタ404(¥49800)、シール、ストック等、合計(¥97510+消費税¥4875)¥102385であった。

 まずは足慣らし。勝手知ったる北 八へ行ってみようか。
 急行アルプスに乗って、茅野でステーションビバーク。 ここはいつも誰かが必ず寝ている。始発のピラタス行きのバスにはたった一人だった。
 運転手と話しながら行けば、朝日もででくる。ピラタスロープウェイ入り口で下車。竜源橋まで雪道を歩き出す。竜源橋で兼用靴を履き、シールを付ける。快晴の下、寒いけれども、気持ちがよい。
  はじめは樹林の中。枝から落ちる雪が、首筋にはいる。ヒャッコイ。少し行けば天祥寺原にである。なだらかで、広々としている。振り返ると、シュプールが一本真っ直ぐについている。登っては振り返り、登っては振り返り見る。真っ白い雪原に自分のシュプールだけがのびて行く。これだから一人はいいんだよなあ。
 大河原峠に着くと、風が強まるが、眺めはよし。浅間山が立派だ。あとは雨池峠までほぼ水平に歩くだけ。双子池までは踏み跡もなし。夜行の疲れがでてきて、足が重くなってきた。眠くなってきた。雲も出てきた、風も出てきた。
 雨池峠の下で、クロカンスキーヤーに出会った。久しぶりの人間だ。峠までは、板を引きずりあげる。人がワンサカ出てきた。
 半日歩いて、やっと滑れる。ピラタススキー場、上半分10分間、オタオタ。下半分10分間、スイスイ。4年ぶりに私は、復活した。私はジョウズイ。   


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