羅臼岳(2009年)
メンバー、(L)ON、王様、FS、MC


 起きてみれば今日も快晴。これは昨日も書いた。今日は知床最終日。知床峠から羅臼岳を滑る予定。今回は全く天気に恵まれた。10時にゲートが開くまで知床五湖を散歩する。展望台からは、4日前に登った知床岳も遠くに見える。目の前は羅臼岳と知西別岳。左に遠く遠音別岳が特異な山頂を擡げている。これもいつかは登ってみたい。なにせ知床半島最初の計画は、遠音別岳への縦走だったのだ。

5月6日
 知床峠(10:50)〜羅臼岳中腹(12:30)〜知床峠(13:10)

 ゲートが開いて快晴の知床岳横断道路を走る。連休最終日で少しは車が少ないようだ。それでも峠の駐車場はすぐに一杯になる。しかし心配はいらない。この道路は自然破壊の道路だからと反対があり、通過型ということで決着し売店など建物は一切作らないことにしたようだ。景色を眺めたら車はすぐにいなくなる。
 スキーヤーは沢山いる。既に羅臼岳へ向かっている人たちもいる。天頂山へ向かう人たちの方が多い。
 南西ルンゼに向かっているのが2〜3人、その右斜面へボーダーが1人、我々はその右の台地を目指す。今日も暑い。昨日、寒気が入って雨になったので、空気は澄んで、眺めは良い。途中の木陰で一休みして、ひたすら高見を目指す。羅臼岳の中腹を右に巻いて、もうすぐで這い松帯という急斜面で登行終了。1時間40分の行動、目の前には国後の雪山がはっきりと見える。
 最後の滑りは、大きなターン、高速で滑り降りた。風が気持ちよかった。峠まではあっという間だった。知床の5日間もあっという間だった。
 帰ってきてからネットを見てみると、南西ルンゼを登った人たちは3時間で山頂にたったらしい。見た目は厳しそうな斜面だが、写真で見ると意外に易しそうだった。雪が柔らかいせいもあるとは思うが。

 帰りは、知床自然センターを見学し、ウトロ温泉夕日台の湯で入浴、斜里で「オホーツク定食」を食べて、女満別最終の飛行機で帰ってきた。家に着いたのは0時過ぎていたが、昼に知床で滑っていたのを考えると、信じられない。
 楽しい、GWだった。あまりに楽しすぎるとこんな表現しか出てこない。たのしかったで〜す!


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