霞沢岳西尾根2006年12月29〜31日



新しい釜トンネルは、歩きやすいし短い。
小雪舞う中、8時過ぎにトンネルから歩きだす。



砂防事務所への道を少し入って、西尾根に取り付く。
風雪の中、ラッセル。笹や小枝が邪魔をする。



2100m付近で幕営。良いテント場は少ない。
他には月稜山岳会の4名パーティのみ。



2日目は、晴れてはきたが、風がある。
2パーティでラッセル。



2500mの岩稜は、南の雪壁をトラバース。



核心部を越えて、あとは山頂までなだらかな尾根がのびてゆく。
背後は、焼岳。



もう少しで山頂だ、と思ったら左に少し行く。
結局アイゼン無し、ザイル無し、ワカンで山頂まで行った。
標高差550mを3時間半の登りだった。


山頂からの眺め。常念と蝶。
西の方はガスに隠れていた。



山頂は強風で、ツェルトを被って少し休み早々に下山。
下りは早かった。1時間で、テント場着。


Onoちんは、アイゼンを忘れてきた。
故に、上部には行かずBCで留守番ということになった。
しかし、我々がラッセル込みで登り3時間半、下り1時間
しかもアイゼン必要なしということなので、午後から1人で登った。
なんと2時間で登って帰ってきた!
雷鳥も見たそうな。


今回は、ラッセルのほとんどを
特に厳しいところ、核心部を我々ができてとても満足。
Onoちんも登頂できて良かった。


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